スタッフ日記

以前から噂に聞いていた、「森の梟」さんへ。

鹿屋市街からは離れていますが、

用があって割と良く通る道だったので、

道路沿いの看板でチェックしていました。

県道68号線を、鹿屋市役所から田崎方面へ。

田崎交差点のひとつ先の信号を左折(右折するとゆたか温泉さん)。

道なりにまっすぐ名貫町方面へ5kmほど走ると、

西俣交差点の手前左側の道沿いに、「森の梟」さんの看板が。

看板通りに左折し、細い道を走ると、

すぐに多くの車で賑わっているお店発見・・・というよりも民家

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自宅開放型のお店は鹿屋では良くあることなので、

全く気にせずお店へ・・・。

と思ったら、左手の奥に・・・。

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フクロウがいた

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この日はとても暑い日だったので、木陰でグッタリ

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紹介の立て看板もありました。

シロフクロウのシロちゃん(メス)だそうです。

映画「ハリー・ポッター」で主人公のパートナーとして有名になったとか。

そういえば、映画公開の後にシロフクロウが人気になって、

ペットショップで売られているのを見た記憶があります。

暑さに負けないようシロちゃんを励ましつつ、

我々は涼しい店内へ(ゴメンね、シロちゃん)。

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店内は座敷に大きめの座卓。

この後で座卓の大きさを納得することに・・・。

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天井と欄間の間に、カーブした部分があります。

この分だけ天井高が高くなるので、広さを感じます。

一般家庭でこの作りがあるのは初めて見ました。

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立派な大黒柱の周りには焼酎がビッシリ

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プレミア焼酎、森伊蔵しかも箱入り

なのに、上に消臭芳香剤が・・・

そんなこんなと回りを見まわしているうちに、

お隣りの座卓に料理が運ばれていたのですが、なんか・・・、

お膳にいっぱいお皿が並んでいるような気がするんですけど・・・

それとはまた別におかずが運ばれているような気がするんですけど・・・

そして、私達に運ばれて来たのがこちら。

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お膳には、ご飯、お吸い物の他に、10品

副菜だけでお腹いっぱいになりそうです。

そしてさらに・・・。

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ゆか先生のチキン南蛮。

チキンは肉厚でジューシー。

タレもいいお味。

タルタルソースは具沢山で手作りみたいです。

私的には、鹿屋で食べたチキン南蛮の中では上位ランクイン

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私のバラカツ。

これまた肉厚のロースと思われるカツがゴロゴロしています。

トンカツ大好物な私ですが、

運ばれて来た瞬間に、

「た、食べきれない・・・

と思ったのは久しぶりでした。

これが座卓に並ぶと、

2人でちょうど、4人だとギリギリ

だから座卓が大きいのですね。納得。

案の定、副菜を食べきるとメインがほとんど入らず

しかし、先に食べ終わった方々を見ていると、

お店の方から折りをもらって、残ったものを詰めているようです。

お持ち帰りを前提としているような感じでした。

私達も折りを頂き、残り物をお持ち帰り。

しかし、この時すでに、

夜のおかずとしては考えたくないほどの満腹状態

今度来るときはもっとお腹をすかして来なければと思ったのでした。

これほどボリューム満点なのに、確か900円くらいだったと思います。

これにもまたビックリ。

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今回は、あっとき定食から2品選びました。

(あっとき=鹿児島弁で”ある時”。日替わりみたいなもの?)

このほかにも、うなぎや生姜焼きなど、

6品ほどがメニューボードに書いてあったと思います。

今気が付いたのですが、メニューの上段に、

”ごはんのおかわり自由”と書いてあります。

おかわり出来る人いるのかなぁ・・・

こちらのお店は、営業時間が11:30から14:00までとランチ限定。

オーダーストップが13:15と早めなので、

皆さまお気を付け下さい。

 

味工房 森の梟

鹿児島県鹿屋市飯隈町3114-2

0994-49-2323

営業時間 11:30~14:00(LO13:15)

定休日 日曜日

駐車場 6台くらい

 

前回ご紹介した、栗拾いをしてきたゆか先生

その際に、もうひとつ収穫してきたものがありました。

何だか嬉しそうに車のトランクから出してきたのは・・・。

ジャン

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ゆか先生の上半身が隠れてしまうほどの大きな葉っぱ。

ハスイモの葉っぱです。

ハスイモは、サトイモに似ているのですが、

サトイモと異なり、根となる芋の部分は食べず、

芋茎(ずいき)の部分を食用とします。

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長すぎるので切断して持って帰ってきましたが、こちらが芋茎。

鹿児島では、これを「トイモガラ」と呼んでいます。

元の状態だと、1.0m以上はありそうです。

長いものだと1.8mにまで成長するのだとか

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断面はこの通り、穴が開いたスポンジのような状態。

柔らかくはないですが・・・。

さて、食べ方ですが、

まずは生のまま皮を剥き、

薄切りにして水にさらします。

そしてそのまま刺身や焼き魚のツマとして。

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そういえば、関東や沖縄では見たことがないような気がする・・・。

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見やすいように置いてみました。

食感は、シャクシャク。

それ自体の味はしません。

ただし、収穫時期を間違えると苦いそうです。

キュウリ等と合わせて酢の物でもいいとか。

そしてもうひとつの食べ方が、煮染め。

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穴があいているため、汁をいっぱい含んでくれます。

何に似ているかと考えたのですが、

土臭さのない石蕗(ツワブキ)、ものすごく柔らかくなった大根、

といったところでしょうか。

生で良し、煮ても良し。

いいアクセントと味を出す、名脇役です。

このトイモガラの、

見た目の太さ・大きさに比べ、中身がなく、脆い状態を人に例え、

見かけだけで心身ともに脆く、役に立たない人の事を、

「いもがらぼくと」と呼んでいたのだとか。

き、気を付けよう・・・

 

 

 

 

 

知り合いの方から栗拾いに誘って頂き、

ゆか先生が出陣。

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田園風景ののどかな場所。

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大きな栗の~樹の下で~

と、心の中で唄ったかどうかはわかりませんが・・・。

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ゴロゴロ落ちています。

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栗の拾い方も伝授されたらしい。

まず、両足でポジションを決め、

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殻の部分に足をかけて・・・

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押し開き・・・

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ここで捻じるすると、栗が殻から外れます。

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これでトゲを触らずに栗をゲット

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今年は猛暑で雨が少なかったため、

栗の出来はあまり良くないそうですが、

沢山採れたようでした。

これで今回の収穫量の4分の1くらい。

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ゆか先生が頑張って鬼皮を剥き、

渋皮煮を大量に作ってくれました

それ以外にもう一つ。

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茹でた栗を潰し、これをさらに裏濾し。

お芋やかぼちゃと違って固さが残るので、

裏濾しも一苦労。

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これに牛乳や生クリーム、お砂糖を一緒に混ぜ、

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マロンクリームの完成

お疲れ様でした~

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バニラアイスと一緒に頂きました。

栗の風味が口いっぱいに広がります。

パンに塗ってもいいですね。

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でも、栗はまだまだいっぱい残っているみたいです

ゆか先生、昨夜は栗と4時間格闘・・・。

お疲れ様です

 

 

 

 

 

鹿児島市内へ行く用事があり、

時間が取れそうな時には、

鹿児島県の観光名所、「仙巌園(せんがんえん)」の近くにある、

両棒餅の平田屋さんに寄ります。

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両棒餅と書いて、「ぢゃんぼもち」。

「ぢゃんぼ」とは、上級武士が刀を二本脇差にしていた姿を表した鹿児島訛り。

薩摩藩の武士は、大半が郷士か下級武士で、刀を一本差せるのがやっと。

そこで、二本脇差の上級武士を庶民が遠まわしに皮肉って「ぢゃんぼ」と呼んだのだとか。

お店左側にある駐車場に駐車

ここは狭い2車線で、時間帯によっては交通量が多いので、

お店を見過ごし、通り過ぎてしまうとなかなかUターンできないので要注意です

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観光シーズンで渋滞しているときには、

この玄関先で、お持ち帰り用の折詰も販売しています。

ちょっとしたドライブスルーですな

さて、お店の暖簾をくぐると・・・。

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懐かしい瓶コーラの自販機と、

色紙や写真がいっぱい。

芸能人も沢山いらっしゃっているようです。

ここにはテーブルと椅子があるのですが、

いつもここには座らず、

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こちらのお座敷に座ります。

お店の中はまるで民家。

何だか落ち着いてしまうのが不思議

座卓が並べられていますが、寒い時期はすべて炬燵(コタツ)に

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縁側席もあります。

ここは桜島どど~んと目の前に広がる特等席。

ここで食べている人を見たことはないですが

この日は残念ながら曇り空で桜島が綺麗に拝めませんでした。

こちらのお品書きは「両棒餅」しかないので、

何人分かを注文するのみ。

待つことしばし・・・。

香ばしい香りと共に運ばれて来たのがこちら。

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両棒餅、1人前12コ入り、500円。

上新粉で作り、焼かれた平たい楕円形の餅に棒を二本差し、

甘い砂糖醤油のとろみタレがかかっています。

この、棒が二本ささっているところが両棒餅の名前の由来ですね。

見た目、味ともみたらし団子に近いのですが、

こちらのほうが団子よりも遥かに柔らかいです。

これが不思議と、お腹が減っていなくてもペロッといけちゃいます。

お行儀が悪いのですが、最後にお皿に残ったタレも、

棒でチョコチョコとって、綺麗に頂きます

ゆか先生も、鹿児島の食べ物の中でもかなりのお気に入り

このお店の近くにはいくつかの両棒餅屋さんがあるのですが、

子供の頃からこちらに食べに来ていたので、

他のお店に入ったことがありません。

他のお店も気になりながら、ついついいつものお店へという感じです。

こちらのお店は、四代目のご主人が、

毎日もち米を炊いているのだとか。

後を継ぐ五代目がいらっしゃるのか、とても気になるところです

いつまでも残っていて欲しいお店のひとつです。

 

両棒餅 平田屋

鹿児島県鹿児島市吉野町磯9673

099-247-3354

9:30~18:30(夏休み期間は~19:00)

定休日 ; 木曜

駐車場 ; 15台

先日、母から私の携帯にメールが。

「家の裏に可愛いキノコが生えているから、名前を調べて!」

とのこと

実家の裏に行ってみると・・・。

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あら、ホントだ

真っ白な傘をもったキノコが2つ生えていました。

確かに見た目は可愛いキノコ。

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柄の部分は綺麗にまっすぐ伸びています。

左の方が高さ13.5cm、傘の直径が6.4cm。

右の方が高さ12.0cm、傘の直径が4.9cm。

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下からのぞいてみたところ。

傘の下、柄の途中に反しのようなものが見られます。

この時点では観察だけに留め、

インターネットで検索し、ネット上のキノコ図鑑で調べてみたところ、

おそらく、カラカサタケ(唐傘茸)と思われます。

ニギリタケ、ツルタケとも呼ばれることがあり、

夏から秋にかけて日の差し込む竹林や雑木林に単生または散生。

傘は初め卵型、成長して中?大型になると中高平。

そして、傘の裏側のヒダの部分をこすって顕微鏡で見てみると・・・。

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これが胞子ですね。

さて、一番気になる所、食べられるかどうかですが・・・。

従来から食用とのこと

天麩羅、炒め物、味噌汁など、加熱処理が必要で、

生食は消化器系の中毒を起こすそうです

とはいうものの、さすがにちょっと食べてみる勇気はありませんでした。

なぜかというと、これに良く似たオオシロカラカサタケというキノコが有毒

毒成分不明、中毒症状は悪寒、発熱、下痢、腹痛、嘔吐

「君子危うきに近寄らず」ですな(ちょっと違う?)。

庭をウロウロしているモモやキキが食べないといいなぁ

シロは食べないと思うけど。

誰かがお腹を壊したら、キノコもチェックしてみないといけないかも

 

もう一カ月以上前になりますが、

こちらによくコメを頂いている、

ゆか先生の親友、KIKKOさんから頂き物をしました。

バウムクーヘン

「オーボンヴュータン」さん(東京都世田谷区)のガトー・ピレネー

1850年代にピレネー地方(フランスとスペインの国境付近)で

作り始められた薪型菓子を復元したとのこと。

以前、KIKKOさんから、

「すっごく美味しいバウムクーヘン見つけた

とのお話は聞いていたのですが、

ついにお目見えしました

こんなにでっかい状態で箱に入って送られてきたのですが、

ゆか先生の顔よりも大きいほど

形だけみると、「ねんりん家」さんのマウントバームに似ていますが、

こちらはオレンジの風味がわずかについています。

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シロップでコーティングされた外のザクザク感と、

中の生地のしっとり感が楽しめます。

普通の形のバウムクーヘンの方が均一に焼くことができそうですが、

こんな山あり谷ありの形で良く綺麗に焼けるものだと感心してしまいます。

KIKKOさん、アップが遅くなって申し訳ないです

「オーボンヴュータン」さんをネットで見てみましたが、

洋菓子、チョコレート、パンなど、たくさん扱っているんですね。

機会があったら行ってみたいと思います。

ありがとうございました

 

そして、こちらも良くコメを頂く「からだ回復院 鹿屋」のコム先生より、

またまたお土産を頂きました。

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先ほども話に出た、「ねんりん家」さんの新味、

期間限定のゆずごま味

バウムクーヘンで柚子と胡麻の味ってどんな

と思って開けてみると・・・。

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なるほどと納得

綺麗に色が分かれていました。

生地はフワッとしながらもしっとり。

爽やかな柚子の味が効いていました。

が、胡麻の風味はあまり感じなかったかも・・・。

それにしても、「ねんりん家」さんは鉄板です。

コム先生、お疲れのところありがとうございました

 

 

今年の残暑は厳しいですね。

例年だと鹿児島にも台風が来てもいい頃ですが、

今年はまだひとつも来ていません。

朝晩が涼しくなり、早朝に犬の散歩のために外に出ると、

鈴虫の声が聞こえてきます。

日の入りも早くなってきました。

19:00頃には暗くなってきています。

もう秋がそこまで来ているのを感じる今日この頃です。

今年の夏は記録的な猛暑でした。

しかし、夏らしいイベントは全然できませんでした。

帰省した親戚や高校の同期生達と会えたのは嬉しかったのですが、

、山、川には行ってないし、

花火やお祭りにも行ってないし、

バーベキューもそうめん流しもやってないし・・・。

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あぁ、夏の名残りの入道雲・・・。

待ってくれ