白いキノコ


先日、母から私の携帯にメールが。

「家の裏に可愛いキノコが生えているから、名前を調べて!」

とのこと

実家の裏に行ってみると・・・。

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あら、ホントだ

真っ白な傘をもったキノコが2つ生えていました。

確かに見た目は可愛いキノコ。

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柄の部分は綺麗にまっすぐ伸びています。

左の方が高さ13.5cm、傘の直径が6.4cm。

右の方が高さ12.0cm、傘の直径が4.9cm。

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下からのぞいてみたところ。

傘の下、柄の途中に反しのようなものが見られます。

この時点では観察だけに留め、

インターネットで検索し、ネット上のキノコ図鑑で調べてみたところ、

おそらく、カラカサタケ(唐傘茸)と思われます。

ニギリタケ、ツルタケとも呼ばれることがあり、

夏から秋にかけて日の差し込む竹林や雑木林に単生または散生。

傘は初め卵型、成長して中?大型になると中高平。

そして、傘の裏側のヒダの部分をこすって顕微鏡で見てみると・・・。

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これが胞子ですね。

さて、一番気になる所、食べられるかどうかですが・・・。

従来から食用とのこと

天麩羅、炒め物、味噌汁など、加熱処理が必要で、

生食は消化器系の中毒を起こすそうです

とはいうものの、さすがにちょっと食べてみる勇気はありませんでした。

なぜかというと、これに良く似たオオシロカラカサタケというキノコが有毒

毒成分不明、中毒症状は悪寒、発熱、下痢、腹痛、嘔吐

「君子危うきに近寄らず」ですな(ちょっと違う?)。

庭をウロウロしているモモやキキが食べないといいなぁ

シロは食べないと思うけど。

誰かがお腹を壊したら、キノコもチェックしてみないといけないかも