スタッフ日記

前回の更新から一カ月弱・・・。

GWあたりから忙しく、あっという間に5月末となってしまいました。

本当に申し訳ありません

さて、鹿児島県もついに梅雨入り

例年よりも8日、昨年より20日早い梅雨入りだそうです。

洗濯物が乾かない困った日々です。

5/21(土)はスコールのような大雨

5/23(月)も一日中雨

この両日の間の5/22(日)は気持ち良い快晴となりました

この日の天気の心配をしていたのは、

こちら

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当院受け付けにもポスターを掲示させて頂きました、

「DEER SOUL LIVE」当日でした。

スペル間違っているぞDEARだろ

と思った方もいらっしゃるかと思いますが、

DEERは”鹿”の意で、ここ鹿屋にかかっているのだそうです。

DEER SOUL=鹿屋魂というところでしょうか。

前日が大雨だったので悪天候を予想し、

レインコートと長靴での参加も覚悟していましたが、

お天気が良くて本当に良かったです

会場は、鹿屋市北田町のリナシティかのや4Fの屋上庭園。

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まずは、3Fで受け付けを済ませました。

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3Fでも、高校生の方が制服姿でミニライブをしていました。

この女の子が島唄のような唄を歌っていたのですが、

とてもうまかったです

受け付け時に渡された、リストバンドを装着。

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紙製なのに、結構丈夫でビックリ。

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これで4Fのライブエリアに入れます

・・・が、その前に、

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大隅フードマーケットなるものがあるのでチェックです。

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メニューはこちら。

右から読んでも左から読んでもメニューは3種類でした

他にも、ビールやカクテルなども売っていて、

快晴の空の元、気持ち良くお酒を飲む方々が多く見られました。

が、私は運転のためガマンです

そこで、ここは東北応援ということで、

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白桃かき氷

すれ違った知らない方も、「おぉリアル白桃や

とビックリしていました

シロップ漬けと思われるトロッとした白桃の自然な甘さがGOODでした。

かき氷を持って、4Fのライブ会場へ。

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4階から見る景色は初めて。

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青い空、夏かと思うような入道雲、心地よい風、

上空を行き来する飛行機が空に描く飛行機雲。

そしてなにより有難かったのは、

桜島の火山灰が降っていないこと

これでビール片手にライブを聞けていたら・・・。

それだけは残念でした

さて、肝心のライブですが、

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4組のバンド演奏が14:00から30分ずつあったのですが、

仕事の都合で私達が到着した時にはすでに3組の演奏が終わり、

mono-folio(モノフォリオ)」さんの演奏が始まったところでした。

初めて耳にするアーティストさんだったのですが、

鹿児島を拠点として活動され、

イオン鹿児島のイメージソングに起用されている等、

ご活躍されているようでした。

5曲ほどの演奏だったのですが、

これが良かった

野外ライブで、外の空気を吸い、風を浴びながら、

透明感のあるボーカルと曲を聞いていると、

なんだか癒されるような気がしたのでした。

3FのマーケットスペースでCDも販売されているとのことだったので、

演奏後にすぐに探しに行って即購入

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アルバムの「Natural Harmonics」(右)と、シングルの「sing」(左)。

アルバムは1,500円だったのですが、

ライブ中にメンバーの男性の方が、「1,000円にしちゃいます

と言ってくれたので、売り場のお兄さんに、

 ; 「1,000円にしてくれるって言ってました

と申告して購入。

売り場のお兄さんはライブを聞いていないのでかなり戸惑っていましたが(そりゃそうだ)。

シングルは500円だったのですが、

これまたメンバーの方が、「この500円は全額東北に寄付します

とおっしゃったものだから、

その男気に惚れてこちらも購入。

こちらの曲が、イオンで流れているようです。

因みに、アルバムはiTuneでも配信されています(1,500円)。

この金額でこのクオリティは素晴らしいと思いました。

興味のある方、是非聞いてみて下さい

そしてそして、今回のライブの取り、真打登場

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「bird」

birdさんが鹿屋に来てくれるのは今回で3回目。

3回目にしてやっとお目にかかれました。

まずはバンドの方々がステージに上がり、

ギターの田中さんが開口一番。

「竹亭でお昼を食べてきましたぁ竹亭最高

笑いました

そして、竹亭さんの調理場で、

「お、birdや~」と冷静に見ている若旦那の姿が目に浮かびました

若草色の、風になびく衣装でbirdさんが登場。 

ステージまで約4歩ほどの距離という間近で見るライブは、

本当にリアル。

今まで他のアーティストのライブをドームやアリーナで見たことはありましたが、

ギターを弾く指の動きや、

ドラムを叩くスティックにも何種類かある(束ねた素麺みたいなものも)のまで見れ、

すごい一体感を感じました。

birdさん細い線の体から、あんな伸びやかな声がどこから出てくるのかが不思議

5/25に発売される4年半ぶりのオリジナル・アルバム、

「NEW BASIC」からの新曲を披露しながら、

「空の瞳」、「SOULS」などの知っている曲もあり、

あっという間の60分でした。

お酒OKな野外ライブだったので、

できあがったハイテンションな方がステージに目の前にいて、

演奏している人や楽器に触れてしまうんじゃないかと

内心ヒヤヒヤしていましたが(それくらい近かった)、

そのできあがった方が曲間、

ギターの方に、「ビール飲む?」と聞き(←私)、

またギターの方も「うんうん。」と返事(←私)。

「はいはーい」と走って行って、

ビールを買ってきて、「はいよっ」手渡しするなど、

アットホーム(?)な雰囲気。

最後の方にはステージ目の前で子供ができあがった方達に高いたか~いされていました

birdさんも苦笑いしていたようにも見えましたが、

「ここで歌えて気持ち良かった」といって下さいました。

birdさん、わざわざ鹿屋まで来てくれてありがとうございました

本当に感謝です

また来て下さい

そして、今回のライブの準備・開催に奔走して頂いたスタッフの皆さん。

お疲れ様でした

普段はそれぞれ自分のお仕事をされながらの事、

大変だと思いますが、

鹿屋でこうしたイベントを開催して頂けることをとても嬉しく思います。

鹿屋で何かやろう、面白くしてやろう、という意気込みを感じます。

またの機会を楽しみにしております。

と思っていたら・・・。

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決定ですか

楽しみにしています

今年は灰が降らないといいですね

さて、みうちゃんの春休み、最終の佐多岬編です。

佐多岬は、大隅半島の南端に位置します。

つまり、本州の最南端。

南九州の景勝地に設けられた、霧島屋久国立公園に含まれています。

本州最南端というと、ここを目指して訪れる観光客がいそうな感じですが、

実際はそうでもなく・・・。

鹿児島県民でもここに来たことがある方は少ないのではないでしょうか?

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駐車場には立派なカジュマルの木。

沖縄では、大きなガジュマルの木には、

キジムナーという精霊がいるといわれています。

その話を聞いたためか、大きなガジュマルを見る度に、

神秘的なものを感じます。

ちなみに、日本で一番大きなガジュマルの木は、

鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭にあるそうです。

てっきり沖縄県にあるかと思っていました。

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車を降りて、しばらくハイキングコースのような道をあるくのですが・・・。

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ソテツ、ハマユウ、ビロウなどの亜熱帯植物が自生する、

アップダウンのあるコース。

大人でも息が上がるほどですが、

みうちゃんは良く頑張って歩いていました。

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コース途中に、神社があります。

亜熱帯植物と鳥居の不思議なコラボ。

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鳥居を潜り、こんな変わった形をしたソテツも潜り・・・。

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御崎神社でお参り。

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さらに小道を進み、

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あの展望台を目指します。

しかし、展望台に着いてから驚愕することを、

我々はこの時露知らず・・・。

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途中で休憩をし、

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絶景をバックに記念撮影。

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こんな看板がありました。

最西端の長崎県小佐々町は知りませんでした・・・。

そんなこんなで、景色を楽しみながら展望台に到着。

螺旋階段を登って展望所に行くのですが、

先に登ったゆか先生が、

突然大声で、「ちょっと大変な事になってるよ

「何なに」といいながら、

階段を登り切って展望所へ出てみると・・・。

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開放的ー

いやいや、これはちょっと予想外

台風などの影響で窓枠が破壊されたのでしょうか?

手前に囲いがあるものの、

この状態で入場禁止にせず、

よく開放しているものだと感心(?)してしまいました

雨風が強い日にはどんなことになるのやら・・・。

そんな日にここまで来る人はいないと思いますが・・・。

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ちょっと、みうちゃんいませんけど

危ないから目を離しちゃマズイでしょ

そりゃ確かに眺めはいいけど・・・。

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本州最南端の景色です。

佐多岬灯台が見えています。

ここからでも海の綺麗さが分ります。

駐車場から展望台までの途中、

以前はレストランや売店があったことを窺わせる施設があるのですが、

現在は無人で荒廃が進んでいます。

駐車場からこの展望台までのコースもバリアフリーではないので、

来訪者が少ないのも仕方がないのでしょうか。

でも、本州最南端に来た

という達成感はあります

鹿屋から佐多までの海岸線の道は眺めが良く、

ほとんど信号もない一本道なので、

車でのドライブやバイクでのツーリングに最適だと思います。

さて、神川大滝、佐多岬とハイキングコーズを歩いて回り、

その帰り道、案の定、運転手以外はお疲れお休みモードでしたが

無事に帰宅しました

帰宅してから、みうちゃんのもうひとつのチャレンジは・・・。

春休み3 

リンと仲良くなること

子供さん達は大型犬を怖がって近付かないことがほとんどですが、

みうちゃん、緊張しながらもリンを撫でていました。

すごいぞみうちゃん

でも、みうちゃんの緊張がリンに伝わっているのが分ります

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翌日、鹿児島空港から神奈川へ戻った母とみうちゃん。

みうちゃん、今度は一人で飛行機に乗って来れるかな

その時は、みうちゃんもリンも一回り大きくなっているかもね

以上、みうちゃんの春休みでした。

 

前回、今月は更新頑張るぞ宣言をしたのですが、

思う様に更新できずにいます・・・。

申し訳ありません。

さて、みうちゃんの春休み その2 、お昼編です。

神川大滝からさらに南下して佐多岬を目指す途中、

お昼ご飯を頂こうと、「時海(ときみ)」さんに来ました。

佐多でダイビングショップ「LIBERTY」を開いている友人に

お勧めしてもらっていたお店です。

私は初めてでしたが、ゆか先生は昨年訪れているので、

道を覚えていてくれました。

国道269号線(佐多街道)沿い、

佐多のAコープとJAガソリンスタンドを通り過ぎてすぐ、

写真右端の電気屋さんと思われるお店の壁に・・・。

(写真奥が佐多岬方面)

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この道案内があります↓。

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これは初めてだと見過ごしてしまいそう

この道案内通りに右折すると、

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やっと車が離合ができるほどの小道になっていて、

右側に「時海」さんがあります。

道の奥には海が見えていました。

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お店の前に車5~7台分ほどの駐車場がありました。

お店に付く前に電話で注文してあったので、

ゆか先生達に先に入店してもらい、

私はちょっと歩いて海まで散策です。

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お店から1分ほどの距離が海。

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これは新鮮なお魚が食べられそうな期待大です

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港町らしく、猫がたくさんいました。

近付いても全く逃げないので、みんなに可愛がられているようです。

お店まで戻って店内に入ると、

2人掛けのテーブル×3(2だったかな?)、

お座敷に4人のテーブル×2ほどの、

そう広くは店内でしたが、お客様はいっぱいでした。

電話で注文しておいて良かった

メニューはこちら。

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角煮好きの私には角煮定食も魅かれたのですが

せっかくなのでここはやはり初志貫徹ということで、

注文していたこちら・・・。

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時海丼

地元の定置網で獲れたお魚が乗った海鮮丼です。

キビナゴ、エビ、イカ、カンパチ、あとは・・・。

お魚の名前が全て分らないのが残念ですが、

身が透き通って丼の縁が見えているお刺身もありました。

ボリュームもビックリですが、これで1,000円

さすが、海が目の前のお店だけあります。

また近くまで来た時には寄りたいお店でした。

ただ、お隣のテーブルの方達の注文した品が運ばれてくるまで、

時間がかかっていたような気がします。

4人でバラバラの品を注文されていたので、

それもあるかと思います(私達は4人とも時海丼)。

お急ぎの方はご注意を。

先に電話で注文しておいて良かったなと思ったのですが、

満席ですぐに座れないこともあるかも

お腹いっぱいでお店を出て、車を走らせようとしたところ・・・。

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車の下に気持ちよさそうに寝そべるにゃんこ

キミもお腹いっぱいか

 

時海

鹿児島県肝属郡南大隅町佐多伊座敷3931-2

0994-26-0663

今日で東日本大震災から1ヵ月となりました。

毎日TVで見る被災地の悲惨な光景や、

福島第一原発の先行き不透明な現状に深い沈痛を感じ、

ブログの更新を怠っておりました。

申し訳ありません。

3月にあまり更新していなかった分、

4月は頑張って更新していきたいと思います

さて、鹿屋では、桜の花が徐々に散り始めました。

今年は桜の花が咲き始めてから散るまでほとんど雨が降らなかったので、

長い間綺麗な桜を見ることができたような気がします。

満開の時期にお花見をすることはできませんでしたが、

先月末に思いがけず桜を楽しむことができました。

先月末、ゆか先生のお母さんと、

姪っ子で今年度小学校に入学したみうちゃんが、

泊まりがけで鹿屋へ来てくれました。

どこに連れて行ってあげようか?

と考え、大隅半島の景勝地、神川大滝(かみかわおおたき)と、

本州最南端の佐多岬(さたみさき)へ行くことにしました。

私自身、記憶の中では神川大滝へ行ったことがあるのは2度ほど。

しかも前回は10年程前だったので、

滝は覚えているけど、他に印象が残っていない場所でした。

鹿屋から車で1時間ほど走って到着してみると・・・。

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桜が咲いている

まだ8分咲きといったところでしたが、

思いがけずお花見をすることができました。

そしてさらに、

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川を渡る橋を渡ってみると・・・。

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川の透明度の高さにビックリ

改めて感動した次第でした。

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右下の建物は、4?9月の土日・連休のみ営業する「大滝の茶屋」。

私は入ったことがないのですが、

そうめん流し、そば、ニジマスの塩焼きなどが頂けるそうです。

この日はそうめん流し用のテーブルセッティングをされているところでした。

神川大滝へは下の小道を奥へと進んでいくのですが、

まずは螺旋階段(写真1枚目中段左、赤色)を登って、

頭上に見える橋を目指すことに。

螺旋階段を登った後は、

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ちょっとしたハイキングコース。

木漏れ日といい風に吹かれて気持ち良くて癒されます。

が、みうちゃんはだんだんお疲れモードに

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ハイキングコースを抜けると、大滝橋が間の前に。

延長13m 、幅2m、地面からの高さは68m。

歩道橋としては県下最大のものだそうです。

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この橋のところどころに鉄柵部分があり、

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下の地面(川)が見えています

怖がらずに下を覗きこむみうちゃん

地面までの高さが良く分かるので面白いなと思ったのですが、

高所が苦手な人にはたまったもんじゃないでしょうね。

あ、その前に、高所が苦手な人はここまで来ないか・・・。

橋にかかる風圧を逃がすためのものなのでしょうか?

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そして、橋から見下ろす神川大滝

最近、雨が降っていなかったこともあり、

滝幅はかなり狭いのではないかと思われます。

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先ほど登った道を降りてきて、

今度は下道から滝の近くまで行ってみます。

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みうちゃんが覗きこんでいた鉄柵部分が下から見ると良く分かります。

結構あいていますね

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滝の近くに到着。

高さ25m、幅35mの神川大滝。

この日は滝の水量は少なかったですが、

水はとても綺麗です。

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なぜかみうちゃんお気に入りの仏像ポーズ。

滝=修業=仏像という発想なのでしょうか

マイナスイオンをたっぷり浴びて、

駐車場へ戻りました。

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駐車場への戻り道途中にあった桜

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私達が駐車場に戻った時に、

お弁当を持ったご夫婦が
到着され、中へ向かって行きました。

お花見にいいところだと思いました。

また来年、見に来ようと思います。

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駐車場のすぐ近くの遊具があるのですが、

ここに到着してすぐ、みうちゃんの気持ちはこっちに持って行かれていたようで・・・。

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ローラー式の滑り台を3回も楽しんだのでした

神川大滝公園、いいところでした

今度は滝の水量が多い時に来てみたいと思います。

次回は、お昼御飯編です

当院の受け付けに、張り紙をさせて頂いております。

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現在、関東地方で計画停電を行うなどの処置がとられているため、

当院でも節電を心がけております。

私には来ていませんが、

私の家族に節電を呼び掛けるチェーンメールが送られてきました。

これ自体は信憑性のないものであると発表され、

電力会社でも節電を呼び掛ける発表は行っていないようです。

ですが、今回の地震・津波による被害地の現状と、

計画停電により不便を強いられている関東地方のことを考えると、

「こちらは関係ないから。」といってはいられないと感じています。

トラブルで電力の供給不足が発生した際、

余力のある会社から送電を受けられるよう、

電力会社間は送電線のネットワークがつながっているそうです。

この電力のやり取りを、「相互融通」といいます。

しかし、東日本と西日本では、

東では50Hz(ヘルツ)、西では60Hzと交流電源の周波数が異なるため、

西で余った電力をそのまま東へ送るということはできず、

周波数を変換する必要があるそうです。

西と東の境界線は、糸魚川静岡構造線にほぼ沿っているのですが、

これは、新潟県糸魚川市の親不知から諏訪湖を通り、

静岡市の安倍川に至るまでの大断層線のことだそうです。

周波数を変換することができる施設は、日本に3ヶ所あります。

静岡県浜松市の、電源開発株式会社 佐久間周波数変換所。

静岡県静岡市の、中部電力 東清水変電所。

長野県東筑摩郡の、東京電力 新信濃変電所。

この3ヶ所で変換し、融通できる最大電力は100万kW(おそらく1日)。

そのため、いくら西側で電力が余っていても、

そのまま東側へ送電することができないのですね。

電力周波数の違いというやっかいな問題。

先日、友人達と集まった時にも話が上がったのですが、

「なぜ、東日本と西日本で電気の周波数が異なるのか?」

これは、明治時代に、関東では東京電燈が50Hz仕様のドイツ製発電機を、

関西では大阪電燈が50Hz仕様のアメリカ製発電機を採用したことによります。

ひとつの国の中でこれだけきっちりと周波数が分かれていることは極めて珍しく、

第二次世界大戦直後、復興に合わせて商用電源周波数を統一しようという

動きがあったようなのですが、復興が急速に進んだため、

実現がほぼ不可能になったとされているようです。

一国に異なる商用電源周波数が存在することで、

日本の電気工業技術は世界的に高められたと言われているそうですが、

今回のような大規模災害が起こってしまうと厄介な問題となります。

以前は、西と東で電化製品を使用する際には周波数が異なるので

気をつけなければならないといわれていました。

周波数が異なっても使用できるのは、

テレビ、ラジオ、ビデオデッキなどの音響・映像機器、

パソコン、照明器具、掃除機、

トースター、電気コタツ、電気毛布などの電気抵抗を利用した熱機器。

性能が変化するものは、

冷蔵庫、扇風機、エアコンで、

50Hzでは能力が落ち、60Hzでは消費電力が若干大きくなる。

しかし、インバータ(直流電力から交流電力を電気的に生成する電源回路)を

内蔵している機器では性能の変化は起こらないそうです。

使用できなくなるもの(インバータを内蔵している機器は除く)ですが、

レコードプレーヤー、テープレコーダーは再生スピードが変化。

電子レンジでは50Hz用を60Hzで使用すると焦げたり、

その逆では内部機器が加熱焼損し危険。

洗濯機では脱水時の回転数が高くなりすぎ、

蓋を開けた時のブレーキの危機が悪くなり危険。

しかし、最近の電化製品は、高効率化・低消費電力化を目的に、

前述のインバータを内蔵している電化製品が多いため、

製品の表示や取扱説明書に「50Hz/60Hz」と記載されていれば、

そのまま使用できるか、切り替えスイッチがあるようです。

計画停電圏内の動物病院の先生のお話を聞くと、

停電に合わせて手術を行う日を調整されたり、

半日の診療を休診とせざるを得なくなる等、

色々とご苦労があるようです。

こちらでは計画停電のない毎日を過ごしておりますが、

やはり皆様のご苦労を思うと、いつも通りとはいきません。

僅かながらでも助力となれば、と思っております。

福島原発で復旧作業にあたられている方々は決死の覚悟だと思います。

作業員の皆様のご無事を心よりお祈り致しております。

電力の復旧と、放射線による被害の収束、

そして、1日でも早く被災者の皆様が平穏な日々を取り戻せるよう願うばかりです。

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は想像を絶する被害となっています。

被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、

亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り致します。

地震発生時刻の午後3時頃、私は神奈川県にいたため、

地震を体感することとなりました。

麻布大学付属動物病院の5階で研修を受けていた時に地震が発生したのですが、

柱や壁に寄り添ったり、机につかまっていないと立っているのが困難なほどの揺れ。

ニュージーランドの地震で日本人の語学留学生の方々が亡くなられた、

CTVビルの倒壊が脳裏によぎり、

咄嗟に建物の構造の中で強度の強そうな部分を探しました。

今まで経験した地震の中で最も恐怖を感じました。

すぐに鹿児島の家族に携帯電話で連絡をするも、

発信音もならないため、連絡をとることができませんでしたが、

約20分後にやっとつながりました。

停電することもなかったため、そのまましばらく研修を続けましたが、

度々起こる余震に不安を感じました。

ユラユラ揺れているように感じるのですが、

地震で揺れているのか、

揺れの影響で自分の三半規管がおかしくなっているのかがわからないようになっていました。

午後5時まで開催される予定だった研修を早めに切り上げ、

その日の鹿児島行き最終便の飛行機に乗るため羽田空港へ向かおうと思ったのですが、

TVがない場所にいたため被害の甚大さと交通機関が麻痺していることを知りませんでした。

麻布大学に近い矢部駅へ友人のH先生の車で送ってもらうも、

電車は動いておらず、駅構内は電気が消えており、

駅員の姿がありませんでした。

自動改札も停止しているため、人が自由に出入りしている状態。

電車が動いていないため、

町田駅のバスターミナルから羽田空港行きのリムジンバスに乗ろうと、

そのまま町田駅まで送ってもらうことになったのですが、

町田駅に近付くにつれ、信号機は動いていないため警察官が誘導したり、

コンビニエンスストアや店舗の電気が消えているのを見て、

停電になっていることに気が付きました。

ゆか先生にバスの運行状況や飛行機が飛ぶかを確認してもらいたくて連絡するも、

携帯電話がつながるのは6回に1回程度。

つながっても、ゆか先生がネット検索しても情報が表示されないため状況がつかめず。

ゆか先生にTVで流れる情報を伝えてもらいながら町田駅へ着くも、

バスが動いている様子はなく、

バス待ちの人たちの長蛇の列ができているのを見てバスも断念。

そこでH先生が横浜町田ICから羽田空港まで送ってくれるといってくれたものの、

そこから先がかなりの渋滞となってしまいました。

その間に都内で開業されているM先輩に連絡をとってみたところ、

電車がほぼ全線ストップ、高速道路も通行不可、一般道も首都圏は大渋滞、

飛行機の出発時間までに羽田空港まで辿り着く事は不可能な上、

羽田空港も飛行機の離発着をしていないとのことを聞き、

羽田空港まで行くことを諦めました。

その日はH先生宅に延泊させてもらったのですが、

翌朝、携帯電話から聞いた事のない警報音が鳴り響いて飛び起きました。

携帯電話を見てみると、

”緊急地震速報エリアメール”というものが届いていて、

「栃木県で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)」との文章。

このあと、神奈川県、長野県で地震が発生したため、

2回にわたり同様のメールが送られ、警報音が鳴りました。

地震による被害が想定される範囲にいる人の携帯に、

無差別で送信されているのかと思ったのですが、

H先生の携帯電話には送られてきていなかったようでした。

翌日の朝に動き出した電車で羽田空港まで移動することに。

空港内に足止めされることを考え、

コンビニエンスストアに行き、おにぎり、ウィダーインゼリー、チョコレート、お茶を購入。

お弁当は全く並んでいませんでした。

前日の夜に帰宅できなかった方々が購入し、

その後補給されないままになっていたものと思われます。

海老名駅から横浜駅に移動し、

横浜駅から京急線で羽田空港へ向かおうと思ったのですが、

羽田空港への特急列車が運行しておらず、

京急蒲田で乗り換えて羽田空港へ。

ほぼ滞ることなく空港までは来れましたが、

空港内は予想通りの大混雑。

航空券の振り替えのために、9:30に長蛇の列に並びました。

カウンターに辿り着いたのは2時間後。

しかし、プレミアムクラスの列は20分ほどだったようなので、

この時はさすがに羨ましく思いました。

16:30発の飛行機に確定予約をとれましたが、

それ以前に出る飛行機への空席待ちもできるとのこと。

一番近い時間の飛行機が12:15発だったので、

この飛行機の搭乗口で空席待ち案内のコールを待っていると、

運良く名前が呼ばれ、乗ることができました。

左右3列の飛行機で、満席かと思いきや、

意外と何席か空いていました。

鹿児島空港に到着し、やっと一安心しました。

日が経つにつれ、行方不明者の数は増加し、

福島の原発事故も被害が拡大しています。

出来るだけ早く一人でも多くの方が助かり、

少しでも早く平穏な日々に戻って頂くことを祈るばかりです。

被災された方々はもちろんですが、

救援に赴いている自衛隊員、各国のレスキュー隊、

福島原発で作業をするスタッフ、報道関係、

その他みんなみんな、大変だと思いますが、

二次災害に遭われないよう、諦めずに励んでほしいと思います。

文字だけの長文、読んで頂きありがとうございました。

写真を挿入しようとアップロードしましたが、

回線が混雑しているためか、今回は写真挿入できませんでした。

また後日、アップしたいと思います。

この記事もアップできるのかわかりません・・・。

いけたかな?

先々月、鹿児島市内へ出かけた際、

新しいシューズを購入しました。

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NIKE AIR MAX MOTOR+ 。

私がスニーカーを選ぶポイントは、

  NIKEの靴

 黒いメッシュの物

 ヒールにエアが充填されているもの

の3点。

以前勤務していた動物病院で、

先輩の先生が、

「NIKEのエアが入っている靴にしてから足が疲れない

といっていたのを聞いてから使い始めました。

確かに疲れにくいと思います

履き潰しては買い替えを繰り返して早5年。

大体、1足を2年弱くらいは履くので、

最後の方はソールもヘタって来てしまい、

エアの効果も薄れてくるような気がします。

今回購入したこの靴の取り扱い説明書には、

使用用途は ”ランニング”と書かれていますが、

残念ながらランニングとは縁遠い生活をしております

学生の頃から、短距離走は好きでしたが、

長距離走は大嫌いでした。

特に花粉飛び散る今の時期なんかは、

できれば外出せずに引きこもっていたいくらいです。

そして、今回購入したこの靴の底にはこのようなマークが・・・。

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これは、”NIKE+ SPORTSBAND” を併用できる事を示しています。

腕にはめるバンドと、靴底にはめ込むチップによって、

走行時間・距離、消費カロリーなどが分るようです。

具体的な使用方法は、

フルマラソン完走経験多数、

本格的にランニングをされている、

コム先生のブログにアップされていましたのでご参照下さい。

(ただし、豪快且つ繊細な規定外使用のようです・・・

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片側(このシューズは左側)の中敷きを引き剥がすと・・・。

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このようになっていて、

中央部分、灰色の穴埋めスポンジを外すと・・・。

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窪みがあるので、

ここにチップをはめ込みます。

どのような仕組みで色々なデータの計測をやっているのか、

不思議でなりません

せっかくだから、NIKE+ SPORTSBANDも合わせて使わないと勿体ない

NIKE(ナイキ)の社名は、

ギリシャ神話に出てくる勝利の女神ニケ(Nike)に由来しています。

私が中学生時の美術の教科書に、

フランスのルーブル美術館に所蔵されている女神ニケの像が載っていて、

その美しさと躍動感に衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

ギリシャ神話は、子供の時から本で何度も読み返すくらい好きでした。

女神ニケの像は絶対に一度は自分の目で見てみたいと思い続け、

5年前に、以前の勤務先での長期休み中に思い切ってフランスへ。

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ルーブル美術館。

広いとにかく広い

まともにひとつひとつ見て回っている時間はありませんでした。

「ミロのビーナス」、レオナルド・ダビンチの「モナ・リザ」、

ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」などなど、

どれも感動する物ばかりですが、

やはり一番の目的は・・・。

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サモトラケのニケ像。

1863年、ギリシャ共和国・サモトラケ島で発見。

大理石製、高さ362cm。

NIKEのロゴマーク(スウッシュ)は、

この翼からデザインされたもの。

念願が叶い、鳥肌と感涙ものでした。

もちろん、この時も黒メッシュのNIKEスニーカーで旅行していたのでした。

そんな訳で、これからもNIKEにお世話になります

ランニングは・・・。

花粉が収まってからからかな・・・