のうこう!
先日、買い物で近くの生協に寄ったところ、
何やら人だかりが。
高校生の男女学生さん達と、TVカメラを持った取材陣。
最初は何事かと思いましたが、
すぐにわかりました。
この商品↓の発売日だったようです。
鹿屋農業高校プロデュース、「のうこうミルクバー」
パッケージには校舎や生徒さん達の写真が。
鹿屋農業高校で搾乳された牛乳を、
市販されている「白熊」などの製造で、
鹿児島では有名な”セイカ食品”さんが加工、
そして鹿児島県内全店の生協コープで販売するという企画商品とのこと。
7月1日の午後0:30の販売開始キャンペーンを、
生協コープかごしま かのや店で行っていたところでした。
シンプルで優しい味のミルクバー。
1箱6本入りで、定価は税込315円。
しかしこの日は発売記念のため、1箱200円ほど
定価でも税抜き1本50円。
”濃厚”と”農高”がかけてある「のうこうミルクバー」。
ビックリするほど濃いわけではないのですが、
しっかりミルクの味が感じられ、風味が生かされていました。
金額を考えると頑張っていると思います。
店内では女子学生さん達が、試食用のカップや商品を3箱ほど持って、
買い物客に売り込みをされていました。
学校で飼育されている50頭の乳牛から採れた牛乳は、
今まではほとんどが乳業メーカーに販売していたが、
より付加価値の高い加工品として販売するため、
試作品の試食検討、商品名・パッケージの図案検討を行ったのだとか。
自分達が飼育、搾乳に携わっている乳牛からとれた牛乳を、
学校の名前が入った商品として消費者により明確に届けることで、
学生さん達も、より健全な飼育、さらに安全な品質管理を意識して、
責任感を持って取り組むきっかけになるのではないでしょうか。
こうした積極的な姿勢を、後輩達に伝えていくことができると良いですね。
口蹄疫問題で神経を尖らせている中、
商品開発のために尽力された農高の先生、生徒さん方、
セイカ食品、生協コープの関係者様、
本当に大変だった事と思います。
お疲れ様でした
末永く愛されるロングヒット商品になると良いですね