稚加榮
学会初日の夜は、
お世話になっている知り合いの先生に連れられ、
中央区大名にある、料亭 「稚加榮(ちかえ)」さんへ。
博多の名物といえば数ある中でも明太子が挙げられますが、
その明太子で有名なお店だそうです。
水槽があって、お魚が美味しいとは聞いていましたが、
ちょっと尻込みするほど立派な佇まい。
最初の自動ドアを入ってすぐ、
烏賊が泳ぐ生け簀が目に飛び込んできます。
これまた新鮮で綺麗な烏賊。
これは期待大、と思い、
さらにもう一つの自動ドアから中に入っていくと…。
なんじゃこりゃ
とビックリするほどの大きな生け簀
その大きな生け簀をぐるりと取り囲むようにカウンター席があり、、
通路を挟んでさらにお座敷が取り囲んでいます。
いったい何人入れるんだろう?
生け簀の中は、
伊勢海老、石鯛、関アジなどなど。
板前さんがいる近くのカウンター席に座りました。
こちらには、サザエ、アワビ、車エビなど。
生け簀があるお店は生臭さを感じたりすることもありますが、
こちらはそんなことは全くありませんでした。
配膳をする女性店員さん方は、皆さん和服姿。
年齢層は幅広く、たくさんいらっしゃって、
こんなに人いらないんじゃ?
と思っていたのもつかの間。
あっという間に満席に。
かなりお忙しそうにされていました。
まずはお通し。お醤油は生姜と山葵の2種類あり、
魚の種類によって使い分けられるようになっていました。
新鮮なお魚でビールを頂きたいところでしたが、
この日はまだ日が昇らぬ早朝から行動開始、
そして初めてお会いした先生ともご一緒だったので、
酔いが回って醜態を晒すわけにはいかないと思い、
ノンアルコールで自粛です。
お造り。
そして、先ほどまで泳いでいたと思われる、
烏賊のお刺身。
身が透き通ってます。
脚と胴体部分は、
このあとで天麩羅にしてもらいましたが、
これまたビールに合いそうな品でした。
お吸い物。
明太子が入ったお鍋。
柑橘系の皮を器にした、魚介のグラタン風焼き物。
茶わん蒸し。
エビと野菜の揚げ物。
この後に、雲丹めしとお味噌汁があったのですが、
初めての雲丹めしに興奮して写真を撮り忘れてしましました…。
最後のデザート。
お店に入ったときは、
魚介だから、そんなにお腹いっぱいにはならないだろ。
せっかく博多に来たから、ラーメンで〆ようかななんて
思っていましたが、とんでもない!
かなりの満腹状態で、
とてもとても、ラーメンなんて甘い考えでした…。
お昼のランチはかなりお得で大人気らしく、
しかも、明太子が食べ放題とか。
今度はランチにも来てみたいと思いました。
お店に入った時のビジュアルインパクト、
料理の質と量ともに驚きがあり、
知らない人に教えたいとなること間違いなしです。
別棟はさらに敷居の高い料亭のようでした。
個室とかもありそうです。
また来る機会があるかは分かりませんが、
福岡で再訪したいお店が増えました。
稚加榮
福岡県福岡市中央区大名2-2-17
092-721-4624
11:00~22:00 無休