新年 2012
皆様、新年あけましておめでとうございます。
鹿屋は例年に比べて厳しい寒さを感じませんでした。
ただ、元旦は残念ながら曇り空。
初日の出はお預けとなりました。
高隈山の向こうには、うっすらと桜島の火山灰が見えています。
昨年は年間の爆発回数が996回と過去最高を記録。
今年はさらに上回り、1000回の大台に突入なのでしょうか・・・。
さて、元旦も日頃と変わらず、
お預かりの仔や、うちの犬達のお散歩に出たのですが、
何やら道路に佇む影が・・・。
近付いてみると・・・。
もしかして・・・。
七面鳥
画面中央の小さいビニールハウスで、
3羽で飼われていた1羽が逃げ出したようです。
特徴的なお顔をアップで見てみると・・・。
すごい色してますな。
和名の七面鳥は、興奮すると頭部の皮膚の色が赤、青、紫に変化し、
七変化するかのように見えることから付いたそうです。
実際に色が変化するかは見たことがありません。
もしかして、これが興奮した時の色?
顔面の前に垂れ下っている物を、
肉垂(ニクスイ)といいます。
邪魔じゃないんでしょうかね。
肉垂は、力の強さを示しています。
七面鳥は一夫多妻性なので、
強さを示す必要があるのですね。
さらに、気温が高い時には、
体温調節のために放熱する役割もあるそうです。
皮膚の青い色がグロテスクさを助長しているように思うのですが、
この青色、皮膚の色素ではありません。
皮膚の脂肪の層に青色の光だけが当たり、
散乱するために青く見えるのだそうです。
これは”チンダル散乱”と呼ばれる現象で、
空が青く見えたり、
西洋人の方の目が青く見えること同じなのだとか。
ビニールハウスに3羽入っているのを見ていたので、
クリスマスを過ぎたら1羽減っていたりして・・・。
と思っていましたが、
クリスマス以降も減っていませんでした。
英名、食肉名ともturkey(ターキー)。
ターキーは日本では馴染みがない食材ですが、
アメリカ、カナダでは良く食べられているようです。
海外旅行時の飛行機機内食ぐらいでしか食べたことがないのですが、
あまり美味しいターキーにあたったことがないような気がします。
チキンよりも脂分が少なくサッパリなんですが、
いい方を変えれば、そんなに旨みがない。
家庭で調理してすぐに頂くと、
美味しいのかもしれません。
外×1羽 ; 「いけんしてなけもどっとけ(どうやって中に戻るんだっけ)」
内×2羽 ; 「うんにゃしらん(知らんがな)」
っていっているような気がする・・・。
翌日確認しに行くと、無事に3羽入っていました。
良かった良かった。