2018謹賀新年
明けましておめでとうございます。
12月もバタバタしていたため、ブログの更新ができませんでした。
申し訳ありません!
当院は12/31〜1/3までは午前中のみ診察を行っていました。
毎年恒例、元旦朝のお散歩中に初日の出。
7:27分に御来光でした。
元旦が快晴で、今年初の御来光を体に浴びると、
なんだかとても良いパワーをもらう気がします。
さて、午前中はいつも通り診察を行っていたのですが、
車で帰省し、頸部痛や腰痛の症状を呈して動けなくなる仔。
親族が集まり、いつの間にか落ちていたものを食べたり、
小さい子供さんが人の食べ物を与えてしまったり、
酔っ払ったお父さんがおつまみをあげてしまって吐き気や下痢。
といった症状が多いのですが、
今年は元旦の9時前にお電話がありました。
「海に行ったら何かを食べてしまって立てなくなりました。」
と慌てている様子。
来院してもらったところ、
まだ若い柴犬が酔っ払いのようにフラフラで、
視線も定まらない様子。
ご家族のお話しによると、
どうやら海岸に落ちていた、
干からびたハコフグらしきものを食べてしまったとのこと。
私は釣りをしないので分かりませんが、
釣った人が要らないから捨てるのでしょうか?
幸い、帰宅途中に吐き出したそうですが、
フラフラになっているために当院に連絡してきたということでした。
血液検査では特に異常値はなく、
お預かりして点滴を行いました。
調べたところ、
フグ毒の中毒はやはり起立困難や低血圧になるようで、
4〜6時間が山場とのことでした。
しかし幸いにも、お預かりして点滴しているうちに元気になり、
夕方には起立可能となって吠える元気も出てきました。
念のため一晩お泊まりしてもらい、
翌日には元気に退院となりました。
やはり年末年始はこういったトラブルがあるなと改めて実感しました。
浜辺をお散歩する際には、
拾い食いをさせないように十分気をつけなければなりませんね。
必ずリードをつける、リードを短く持つことを徹底してほしいと思います。
スタッフ一同、本年も獣医道に邁進していく所存ですので、
何卒、宜しくお願い致します!