トロン:レガシー
休診日、入院・お預かりの仔がいなかったので鹿児島市へ。
気になっていた映画、「トロン:レガシー」を観賞してきました。
鹿児島市内のシネマコンプレックス、
”TOHO与次郎”と”ミッテ10”のどちらにしようか前夜に迷います。
”TOHO与次郎”は事前予約が可能なので時間的に余裕ができるのですが、
その日(12/23、祝日)は上映回数が少なく、スクリーンも小さい。
”ミッテ10”は事前予約はできないけれども、
上映回数が多く、スクリーンが大きい。
正反対の条件となりましたが、最終的には、
「せっかく映画館で観賞するので迫力ある画面で見たい」
ということで、”ミッテ10”へ向かうことに。
午前中の垂水フェリーに乗船し、
まずは腹ごしらえ。
フェリーといえば、県人なら周知のうどん・そば。
ゆか先生のかけうどん、380円。
そして私は、久しぶりに垂水フェリーに乗船して知った新メニュー、
ジャンボきつねうどん、460円。
通常のきつねに比べて1.5倍ほどはあると思われます。
さらに初めて知ったのが、トッピング追加可能ということ。
かけうどん・そば、カレーうどん、肉うどん、をベースとして、
きつね、ジャンボきつね、えび天、わかめ、温泉卵、かき揚げ、
その他を自由に盛れるのです
子供の頃から”フェリーうどんで全部盛り”があればいいのにと
夢見ていた私にとっては衝撃的な新事実。
ちなみに、肉うどんに全酒類トッピングすると、
1200円となるようです。
この金額で夢が叶うとは
次の機会にチャレンジしてみます。
鴨池港に到着し、車で約15分ほどでアミュプラザに到着。
鹿児島中央駅に隣接し、ミッテ10が入っている複合施設です。
12/23ということもあり、クリスマスムードで人も沢山。
遠くに見えるは桜島。
店内もクリスマス。
そして施設6Fのミッテ10は・・・。
祝日ということもあり、賑わっていました。
子供達も沢山いましたが、
この日から冬休みだったのでしょうか。
私は映画の時は飲み食いしない派なのですが、
ゆか先生の御所望で、
ポップコーンキャラメル味とジュースのセット、LLサイズ。
そして、今回の映画は3Dなので、3D観賞用メガネ。
「アバター」、「タイタンの戦い」に続き、
3回目の3D映画鑑賞。
「アバター」の時に、3Dで字幕を見るととても疲れるということを体験し、
その後からは不本意ながら吹き替え観賞としています。
さて、今回観賞した「トロン:レガシー」。
1982年に公開された映画、「トロン」の28年ぶりの続編です。
私が8歳の頃に公開されたこの映画、
恐らく雑誌(確か少年ジャンプ)でこの映画の事を知ったと思うのですが、
SF映画が大好きだったので、
未来的な、発光する線が入った服を来た主人公が
見たこともないようなバイクに乗った姿を見て、
「面白そう見たい」と願いましたが、
それは叶いませんでした。
その頃鹿屋には小さな映画館はあったと思うのですが、
「トロン」が上映されたかは、
今は知る由もありません。
(因みに私が初めて一人で鹿屋の映画館で見た映画は「風の谷のナウシカ」)
映画を見るために鹿児島市内まで行くという発想は、
子供の自分にとっては全く思いつきもしませんでした。
ビデオレンタル店自体もあったかどうか?
革新的な未来映像(その当時)、叶わなかった願望、
そういったことで、見たこともないこの映画は、
自分にとって強烈な印象を残し続けていたのでした
。
しかし、1982年の大ヒット映画といえば、
スティーヴン・スピルバーグ監督の「E.T」。
公開時期が近かったこともあり、
「トロン」は興行的には振るわなかったそうです。
今回、このブログをアップするにあたり初めて知ったのですが、
その当時、「トロン」のアニメーターとして参加していたのは、
「シザーハンズ」、「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」等を
手掛けた、ティム・バートン監督だったそうです。
「トロン」は、振るわないながらも、
”CG映像表現の可能性を示した作品”と評価されているようです。
今はCGが使われていない映画の方が少ないのではないかと思うほどCG全盛ですが、
その先駆けだったのですね。
さて、「トロン:レガシー」ですが、
配役は28年前の「トロン」から出演している俳優さんのようで、
「トロン」を見て覚えている人達は、
「おぉそのままその役で出てるんだ」
と思ったのではないでしょうか。
「3D革命」、「3Dの未来を体感せよ」と銘打った今作でしたが、
私は「アバター」ほどの衝撃はありませんでした。
世界観も、「マトリックス」に良く似ている。
でも、迫力ある映像で、「映画館で見て良かった。」と思いました。
(ゆか先生は頭が痛くなったらしく、「やっぱり3Dはダメかも・・・。」とのこと。)
私が子供の頃に「トロン」を見ていたら、
「トロン:レガシー」を見た今の自分と同じように楽しめたのかな・・・。
28年前の、
歯がゆい思いをしていた子供の自分に、
声をかけたい。
「大丈夫。28年後に見られるから。」