桜島
今回は、県外の方向けの内容です。
先週末、桜島の大爆発がニュースで報道されたことから、
県外の友人数名から、
「そっちは大丈夫か」
とのご心配を頂きました。
(写真は8月18日の大爆発とは別物です)
風向きが、桜島から西方向への風だったため、
鹿児島市内方向(地図 ; 灰色矢印方向)へ降灰。
当院がある鹿屋市(地図 ; 青チェック)には、
ほとんど影響がありませんでした。
今年に入って500回を越す爆発が起こった桜島。
爆発の映像を見ていると、
近くに人が住んでいるとは思えないかもしれませんが、
桜島の麓周辺には道路があって民家が点在し、
学校や病院などの公共施設もあります。
( ↑ ; 桜島周辺拡大地図)
こちらは、桜島近くの道路脇にある歩行者用の退避壕。
爆発した時に飛んでくる噴石を避けるためのもの。
車のフロントガラスを粉砕するほどの
サイズのものが飛んでくることもあるらしいです。
この辺りの学校に通う小・中学生は、
登下校時にヘルメット携行が必須になっていました。
(現在は学校の統廃合により、状況が変わっているかも?)
薩摩半島側から見た桜島。
1914年の、大正大噴火からもうすぐ100年。
この時の大噴火で流れ出た溶岩により、
島であった桜島と大隅半島が陸続きになったそうです。
地下のマグマが再充填されてきているらしく、
100年前の時と同じ規模の大爆発が起こるかも
と、専門家の方がTVでコメントとされていました。
大きな被害にならないことを祈ります…。