紫陽園
今日の午前中は台風4号が接近しましたが、
雨風は弱く、昼ごろからは陽の光がでるほど。
鹿屋は肩透かしなほど大きな影響はありませんでした。
これから台風が通過する地方に大きな被害がないと良いのですが。
台風一過で久しぶりに雲が切れましたが、
まだまだ梅雨は続いています。
牛の予防注射接種の関係で、
古江、天神方面に行くのですが、
過日の6 / 7、
いつものように農家さん回りで古江から海岸沿いを南下し、
天神町の山中にある農家さんへ向かっている途中、
目に飛び込んできたのが、この鮮やかな景色。
紫陽花が斜面に沢山植えられています。
左側の石柱中程の表札に、
「紫陽園」と書かれていました。
ここを通る度に、かなり良く手入れされた庭園だなと思っていたのですが、
紫陽花だと気がついたのは今回が初めて。
これはすごいと感動したので、
1週間後、母とゆか先生を連れて再訪しました。
驚かせようと思い行き先を告げずにいたのですが、
対向車との離合も難しい山中への一本道に入っていくので、
「ちょっと、姥捨て山じゃないでしょうね・・・。」
と母からなじられながら、
こちらに到着(鹿屋市内の当院から20分ほど)。
前回は気がつかなかったのですが、
2~3台駐車可能な駐車場もありました。
無料で見学可能です。
近くで見ると、圧倒されます。
まるで壁のように上まで続く紫陽花。
歩道もきれいに砂利が敷かれています。
色が違ったり、
ちょっと変わった花の形の物も。
こちらは普通サイズですが、
こんなに大きな物もありました。
階段で上まで行けるのですが、
上の方はまだ植えたばかりという感じ。
それにしても、この細かな石を積み上げたことにビックリ。
画面左側に立っていらっしゃるのがこちらのご主人。
ご夫婦お二人でここを造られたと聞き、またビックリ。
ちょっと分りにくいですが、
最上段からは錦江湾が望めます。
左側中央に写っている所が駐車場。
私達の他にも何組か見学に訪れている方がいて、
説明をされているご主人が嬉しそうに話をされているのが印象的でした。
「すごいですね~。」と声をかけると、
「いや~、石屋は暇だから~。」とご謙遜されていました。
どうりで駐車場の注意書きが石だったんだ・・・。と納得。
この紫陽園の隣に川村墓石店工場があるので、
そちらのご主人なのだと思われます。
話の後は、また黙々と作業をされていました。
いつ頃まで見ごろなのか聞き忘れたのが残念ですが、
梅雨が続いている間は、
綺麗に咲いていてくれるのではないでしょうか。
もしかしたら、垂水の千本銀杏みたいな感じの名所になるかも
さて、ここまでの道が分りにくい。
国道220号線、鹿屋バイパスから垂水方面へ向い、
突き当たりの一里山交差点を左折、
最初に右折できる道へと右折、
最初の十字路を左折、2車線道路に入るので直進。
二つ目の十字路を右折。1車線道路に。
あとは道なりにしばらく走るが、不安になるほどの山道。
挫けずに走っていくと、右側に紫陽園が見えてきます。
海沿いの県道68号線(佐多街道)からだとまだ分りやすいのですが、
鹿屋市街からだとかなりの遠回りになります。
カーナビで住所設定しても出てこないかもしれません。
紫陽園
鹿屋市天神町3307-2 (川村墓石店住所)