夏の雪
先日、鹿児島市内からの帰り道、
桜島フェリーを降り、
桜島南側の溶岩道路を走っていたら・・・。
桜島から噴煙が上がりました。
どんどんでかくなってくるな~と思っていたら・・・。
またきた
こっちも大きくなってきてるぞ~。
こりゃ鹿屋方面にいきますな・・・。
対向ですれ違ったタクシーの後部座席のお客さんが、
前まで身を乗り出し、見上げながらビックリ顔。
そして運転手さんはというと、したり顔。
観光客の方がこの状況を間近で見ると、
確かにビックリするでしょうね。
タクシーの中では会話が弾んでいたことでしょう。
噴煙の真下を通ると、
パラパラと車体に灰が当たる音が聞こえます。
時には石が飛んでくるらしく、
車のフロントガラスが割れることもあるとか。
以前、この周辺の小学生がヘルメット持参で登下校しているのを
見たことがあります。
そろそろ鹿児島市内方面に降りだす時期。
夏に灰が降るのもまた大変だと思います。
私は小学生から高校生まで剣道をやっていたので、
小学生の頃に「六三四の剣」という剣道マンガを読んでいたのですが、
その中で、岩手県出身の主人公が、
鹿児島の屋外で灰が降る中で試合うシーンがあり、
「まるで夏に雪が降ってるみたいで綺麗だ・・・。」
という感じでつぶやくシーンがあったのですが、
「ないない。そんな風には思えない。」
と突っこんだ覚えがあります。
私も子供の時は雪のような大きさの灰が降るのを見た覚えがあるのですが、
最近はそれほど大きな灰は降っていないような気がします。
灰をいっぱい集めて、
ギューッと圧力をかけたらダイヤモンドになる技術とか
あればスゴイのになぁ・・・。
といつも思ってしまうのでした。
あ、以前のブログでもどこかで書いたかも 。