高隈山(御岳)登山
いつもの散歩コースから望む高隈山。
30以上年前、高校生の時に学校行事で1回だけ登ったきり。
その時は鳴之尾牧場からスタートでした。
12月のスポーツイベントに向けて専門誌を読んでいたところ、
暑い時期なので熱中症に要注意だが、
心肺能力強化に登山が効果的とのこと。
久しぶりに登ってみるかと思い、
7/20(木)の休診日に早起き。
天気予報は曇り。
雨が降るような天気ならやめておこうと思っていたのですが、
これなら大丈夫そうかな?
事前に登山アプリのヤマレコで確認。
今回はテレビ塔下登山口からスタートすることにしました。
1.65km、1時間30分の予測。
テレビ塔下登山口に来たのは初めて。
8:00に到着。
え!?こんなに狭いの!?
軽並のコンパクトカーだったので方向転換できましたが、
7〜8人乗りのワンボックスだと方向転換は無理そうです。
線が引かれた10台くらい停まれる駐車場を予想していたのですが…。
出入りを考えると4台くらいが限界?
全員知り合いで同時に下山するなら6台くらいはOKかも?
さて、水や暑さ対策の準備をして、
いざ、御岳目指して登山開始。
階段下にボックスがあり、
中にカウンターがありました。
登る人は押すのねと思いましたが、
錆びていて動かず…。
鳴之尾牧場が眼下に見えます。
高校生の時はあそこから登ってきてからのここだったんだな。
良く登ったな…。と、年月を実感…。
木々が日光を遮ってくれるので、
サングラスは不要でした。
そして登り始めて20分くらいで、
こんなにキツかったけ!?
と明らかな自分の体力低下を実感…。
腕時計はGarminを使用していたので、
心拍が160回/分を超えた時には心拍が落ち着くまで休憩。
急がずに、安全に下山するところまでを目標にします。
途中で見えた滝。
こんなところに滝があったんだと思いました。
調べてみたところ、白滝と思われます。
途中の忠兵衛岳から、南のテレビ塔方向。
地図では忠兵衛岳となっていますが、
山頂にあった石碑には忠兵衛ヶ岳となっていました。
忠兵衛は明らかに人名っぽい。
由来は忠兵衛さんが何か関係しているのでしょうか?
鳴之尾牧場との距離で高さを実感。
目指す御岳方向。
雲がかかってきていましたが、ここまで来たら登るでしょう。
ここから鎖場が何箇所か出てきます。
足元も濡れた岩場なので滑らないよう注意しながら進みます。
足の置き場を探りながらで、
登っている時から、
ここ降りられるのか?
と不安になっていました。
途中のベンチで座って休憩。
汗をかいているところに背中側から風が吹いてきて冷える。
5分ほどで出発。
木々が茂って先は見えず。
そして、八合目の看板が見えました。
何か書いてある…。
な、なるほど(汗)…。
見回すとここにもベンチ。
そして水場の文字。
下まで降りてみると…。
風情はなかったですが、
パイプから出ている水で顔を洗わせてもらいスッキリ。
ベンチに座って先を見ると、
いきなり大きな岩と鎖。
でも、もうちょっと!と奮起。
絶妙な場所に脚立が置かれていました。
これは助かる。
さらに鎖場が続きます。
また看板が見えてきました。
字が霞んでいて判別できず。
近づいてみると…。
真ん中に御岳九合目、
左方向は、御岳へ 約10分。
右方向へは、鹿屋市上祓川へ、その下は判読できず。
こちらの看板もありました。
さらにもうちょっとと歩いていると、
道の真ん中に赤い点が見え、
なんだろう?と思って近づいてみると…。
サワガニ!
標高1,000mくらいはある場所だと思うのですが、
こんな場所にもいるんだ…。
と生命の逞しさを感じました。
足元を見ると…。
水の流れで堆積したと思われる枯葉がミルフィーユ状態になっていて、
自然にできた造形で面白いなと思いました。
全然山頂が見えない状態でさらに進んでいくと…。
お、また看板!
山頂まで5分!
もうすぐだ!
人吉のかめさんが取り付けたのかな?
9:40、山頂到着!
所要時間、1時間12分でした。
高隈 御岳 1182mの看板と、
石碑には高隈竜王大権現の文字。
残念ながら雲に覆われて鹿屋市は見えず。
鳴之尾牧場は見えた!
山頂は風が冷たく感じます。
着替えを持ってきていたので、
誰もいなかったので汗をかいていたTシャツを着替え。
これで汗冷えせずにすみました。
山頂でおにぎりとあんぱんでエネルギー補給します。
ほとんど自撮りはしないのですが、
ここはせっかくなので記念撮影。
帰り道を見ると、
まだ雲の中のようです。
意を決して下山開始。
先ほどの立て看板、
今度はテレビ塔下登山口へ 約1時間。
下山してすぐ、先ほどの鎖場手前に来たところで、
左右の大腿四頭筋が攣りそうな感覚!
これから下山なのにこれか!?
と笑ってしまいましたが、
なんとか攣らずに進みます。
再び忠兵衛岳に戻ってきて、
御岳山頂を見返すと、
さらに雲がかかっていました。
良いタイミングで登って降りてきたかも。
11:14にテレビ塔下登山口着。
下山の所要時間は44分でした。
下山でも汗をかき、
そのままゆたか温泉に直行。
ゆか先生の、帰りに温泉でも入ってきたら?
の一言で入浴準備をしていたので正解でした。
お昼でゆたか温泉の駐車場が空いているな。
と思って駐車したのですが、
駐車した途端、右大腿四頭筋が攣る!
やっぱり来たー!と治るまでしばらく我慢。
ある程度治まったところで車を降り、
跛行しながら店内へ。
温泉と水風呂アイシングを交互に行いケア。
30数年ぶりの御岳登山は思っていたよりもキツかった。
地図上で見ていた時は、
2km弱?2往復くらいできるんじゃない?
その先の妻岳、大篦柄岳まで縦走できるんじゃない?
とか思っていましたが、
全然甘かった…。
御岳1往復でガタガタでした…。
翌日は予想通り、
しゃがむのが困難なほどの大腿四頭筋の激筋肉痛。
しかし、足の筋肉と心肺にしっかりと負荷がかかっていたので、
トレーニングにはもってこいだと思いました。
今はまだ暑い季節ですが、
涼しくなってきたらさらにその先、
妻岳、大篦柄岳も目指したいと思います!