新型コロナ対策


作年の春から新型コロナウィルスが騒がれ始め、

感染が徐々に拡大、オリンピックが中止となり、

現在は第3波が収まらず、

感染者が増え続けています。

最近では鹿屋市でもクラスターが発生したことから、

当院でも新型コロナウィルス対策を少しずつアップデートしています。

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昨年初めの頃の当院の受け付け。

まず最初に行ったのは、去年の4月。

45 ℓ 透明ゴミ袋を切り開き、

受け付けに貼り付けました。

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千葉で開業している大学時代の後輩が、

ワッポンで貼り付ける方法を教えてくれました。

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粘着力の高いテープのような感じで、

壁に穴や傷をつけることなく貼り付けられる便利な商品。

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また、受け付け時にお名前と車のナンバーを記入して頂き、

車内待機をお願いすることとしました。

5月には、病院玄関ドアに注意事項の貼り付けと、

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風除室にアルコール自動ディスペンサーの設置。

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株式会社キングジムさんのTette (テッテ)を採用。

自動なので手の平をかざせばアルコールが噴出されるのですが、

手動と勘違いされて上部を押してしまう方が多かったようです。

購入時は品薄で、やっと入手できましたが、

現在はネットで購入可能のようです。

7月にはフードコートで良く見かける、

コールシステムを導入。

ワンタッチコールの受信機、充電器、送信機です。

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車内待機している皆様をスタッフが探しに行くことがなくなり、

待ち時間の短縮に役立っています。

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回収した受信機は毎回消毒を行う為、

ビニール袋に入れ、

開封されないようにホッチキスで止めてありますので、

どうか開封しないよう、宜しくお願い致します。

当院駐車場であれば十分受信可能な距離ですが、

あまりにも遠くに離れてしまうと受信できなくなるので、

これを持っているからといって、

車で移動することはご遠慮下さい。

夏を迎えて9月になり、

当初は暖かくなるとウィルスは自然と弱まるだろう、

と言われていましたが、

予想に反して終息の兆しが見えず、

時間経過とともにビニール袋がヨレヨレになってきていたため、

より強度の強いテーブル用のビニールクロスに変え、

さらに窓付きクリアパーテーションを追加しました。

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ビニール袋からビニールクロスに変更したことで、

めくり上げて話をしようとする方が激減しました。

ビニール袋よりもビニールクロスの方が透明度が高く、

視認性が良くなったからかもしれません。

しかし、厚みと重さが増したため、

ワッポンで止めることができず、

画鋲を使用して固定しました。

最後に、12月に導入したのが、

非接触型の体温測定機、dotcube (ドットキューブ)です。

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埼玉で開業している先輩が導入したと教えてくれ、

これは良いとすぐに発注しました。

前々から手持ち式の非接触型体温計を導入しようと思っていたのですが、

院内のスタッフが限られているため、

受け付けにスタッフが常駐できていないことと、

受け付けにビニールクロス、パーテーションを設置したため、

来院者の額に手持ち式の非接触型体温計をかざすことが難しく、

体温測定は諦めていたのですが、

この製品を見て、これならいける!

と食いつきました。

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来院者から見るとこんな感じ。

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 受け付け内にいるスタッフからはこのように見えます。

お互いに表示された体温を確認することができます。

「器械に触れないように手首をかざしてください。」

とお伝えするのですが、

たまに器械に手首をベタッと触れてしまう方がいます。

どうか接触しないようにお願い致します。

これで体温を測ると、

「すごーい!」と喜んでくれる方が多く、

導入して良かったと思います。

外気に晒されている手首での測定なので、

脇の下で計る体温よりも低めに表示されるようです。

海外ではワクチン接種が始まっているとはいえ、

日本ではまだ先になりそうであることから、

しばらくは感染予防に気をつけなければなりません。

マスクの有用性が証明されてきたことから、

来院される皆様と、当院スタッフのマスク着用、

そして手指消毒の徹底を行うこと、

車内待機を活用して待合室での待機人数を減らし、

三密にならないように留意します。

診察室はどうしても脱走防止のために

密室にせざるを得ないのですが、

できる限り換気と消毒を行うことで対応致します。

どうか皆様方のご理解とご協力のほど、

宜しくお願い致します。 

少しでも早く終息してくれることを心から願うばかりです。