レインコート
久しぶりの投稿になります。
4〜6月は狂犬病予防接種やフィラリア予防など、
小動物病院の繁忙期のため、
なかなか更新ができませんでした。
本日6/11、気象台より、
九州北部,南部が梅雨入りと発表されました。
昨年と比べると1ヶ月も遅い梅雨入りだそうです。
この時期になると、連日の雨で外への散歩が億劫になります。
昨年6月から当院の供血犬として加わった、雑種犬の絢(ジュン)。
体重16kgの中型犬です。
この仔はドッグランで排尿はしてくれるのですが、
外に出ないと排便をしないため、
雨の日でもレインコートを着て散歩に行かなければなりません。
当院の開業当初に実家で飼っていた、
G.レトリバー用のレインコートがあったので着せてみたところ…。
やはり大型犬用のレインコートだったので明らかにサイズオーバー。
そこでこの仔用のレインコートを探してみたところ、
頭からスポッと被せて胴体部分のベルクロをピタッとするだけの物がありました。
以前使用していた物は四肢をそれぞれ袖に通すものだったので着脱が面倒でしたが、
これは本当に簡単!
四肢は覆われていないのですが、
どちらにしろ散歩から帰宅後にタオルで拭かなければならないので、
四肢が濡れることについてはそれほど気になりません。
この仔はメスなので尾の方向に排泄しますが、
オスの排尿もこれだけお腹が空いているので問題はなさそうです。
リードは背中のジッパー式開口部から引き出します。
最初は胴輪で散歩していましたが、
チョーカーとリードの組み合わせでも問題なく散歩できました。
このレインコートにしたお陰で、
以前よりも雨の日の散歩が億劫ではなくなりました。
そして、私のレインコートも、
蒸れにくいものがないかと探していたところ、
ワークマンからINAREM(イナレム)という商品が販売されていることを知りました。
INAREMストレッチレインスーツ。
目立つオレンジ色を選んだところ、
偶然にも絢のレインコートとお揃いのようになりました(笑)。
INAREM(イナレム)を逆読みすると、「ムレナイ(蒸れない)」。
透湿度25,000g/㎡/24hは、
24時間で何グラムの水分を外へ逃がすのかを表しています。
蒸れにくいレインコートは10,000g/㎡/24h以上とされているようなので、
透湿度25,000g/㎡/24hはかなり高い数値だと思います。
耐水圧は、生地に染み込もうとする水の力を抑える性能で、
どれくらいの水の圧力に耐えられる防水性なのかを表しています。
数値が大きいほど水に耐えられる力が大きいということで、
20,000 mm・H2Oは嵐にも耐えられる性能だそうです。
軽くて薄い生地ですが、凄い性能。
そして足元も、ワークマンで見つけたサファリシューズで防水対策。
以前は仕事で使う長靴を使用していたのですが、
ズボンの裾を長靴に被せるのがひと手間でした。
しかしこのサファリシューズなら、
裾を膝までめくり上げて、長靴に足を通して、裾を長靴に被せて…。
という手間がなく、スポッと履いてすぐに出かけられます。
これで今年からの雨対策はバッチリです!