リナシアター
「お父さん、ドラえもんの映画が見たい!」
と子供達にせがまれ、
ちょうど割引券があったこともあり、
リナシティかのや内のリナシアターへ出向きました。
当院休診日の木曜日の午後4時から上映の回に間に合うよう、
保育園の次女を迎えに行き、
小学校から下校途中の長女をナイスタイミングでピックアップし、
15:40にはリナシアターに到着。
私は今回初めてのリナシアターでの映画鑑賞。
私も子供の頃にドラえもんの映画を見た記憶があります。
映画館で見たことがあったかな?
映画館で観た作品で鮮明に覚えているのは、
スタジオジブリ、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」。
序盤の、腐海から王蟲がドカーン!
と出てくる場面で度肝を抜かれたことが、
映画は映画館で観るべきだ!と思うようになり、
映画好きになった原点です。
なんていう映画館だったっけ?
と思って調べてみたところ、
鹿屋市本町にあった鹿屋テアトル文化さんでした。
1962年以前に開館、1992年2月に閉館。
現在のコダマ時計店さんのお隣、小野弓具店さんの向かい側。
鹿児島県内では鹿児島市以外にあった唯一の映画館だったとのこと。
(2000年8月に奄美市にシネマパニックが開館)
リナシアターは2007年4月に開館。
座席数は68席。
観客はうちの家族4名と、
お母さんと男の子連れの2組。
16時から上映開始。
声優陣がすっかり変わってしまったなぁと実感。
タケコプター、どこでもドア、ビッグライトなど、
懐かしい秘密道具は健在。
私が一番印象に残っているのが、
映画第4作の、ドラえもん のび太の海底鬼岩城で出てきた、
テントのような道具。
その中に電子レンジのような装置があり、
ボタンを押すと海底のプランクトンを材料にして、
自分の注文通りの料理が出てくるというもの。
今回のドラえもん のび太の新恐竜でも、
気球型のホテルのような道具が出てきて、
これこれ!こういうやつ!
と懐かしく思ったのでした。
ゆか先生は大好きなMr.Childrenが主題歌を唄っているので、
それでご満悦だったはず。
挫折、克服、勇気、友情、冒険。
年月が経っても、根底のテーマは変わってないなぁと、
ドラえもんというコンテンツの偉大さを改めて実感しました。
鑑賞後に思ったのは、2時間この座席は腰が痛くてツラい。
もうちょっと快適な座面ならまた利用したいけどなぁ。
新型コロナの影響で様々な職種が苦境となっていますが、
映画業界も同様のようで、
アメリカではハリウッド大作は軒並み公開延期となったため、
映画館側が感染対策を行っているにも関わらず、
話題作が上映されていないために来客数が伸び悩んでいるとか。
日本では「鬼滅の刃 無限列車編」が大ヒットとなり、
映画館側としては久しぶりに活気を取り戻し、
救世主となっているようです。
うちの子供達は怖いから見ないとのことなので、
リナシアターへの再訪はまたしばらく先になりそうです。