アシダカグモ
鹿屋では屋内で良く見かけるアシダカグモ。
巣を作らないクモで、
子供の頃から、
害虫を捕まえてくれるから殺しちゃダメ。
と言われていたので、
家で見かけた時には、
「お、お疲れ様です。」と心の中で思っています。
ですが、関東出身のゆか先生は慣れていないこともあり、
どうも苦手みたいです。
そういえば昔、その時は何を思ったのか、
父が家の中でクモを(確かハエたたきで)潰したら、
卵嚢を持っていたらしく、
子グモが大量に出てきて
正に「蜘蛛の子を散らす」状態になり、
家族みんなでギェ~~~~!となったのを覚えているので、
余計に殺すのには抵抗があります。
改めまして、
アシダカグモ(学名;Heteropoda venatoria)。
日本に生息する徘徊性のクモとしては最大級。
ハエやゴキブリ、時には小さめのネズミまで捕獲するらしく、
このクモが2~3匹いる家は半年でゴキブリは全滅するのだとか。
害虫を食べてくれる益虫ながら、
見た目のグロテスクさから不快害虫とされる。
平均寿命はオスが3~5年、メスが5~7年。
6~8月に1年に2回産卵。
このコは最大長は8cm弱ほど。
家の中にいたのですが、
ゆか先生が嫌がるので、
ゴミ箱を上からかぶせて閉じ込め、
床と逆向きにしたゴミ箱の間にクリアファイルを差し込み、
中が見えるようにゴミ箱を元の状態にひっくり返し、
サランラップをかけて捕獲、撮影しました。
私もこんなにまじまじと見たのは初めて。
この後に外へリリースしました。
寒くなってきたので、
しばらく遭遇することはないかな?