秋の風景


ここ最近、ぐずついた天気が続いています。

奄美大島では大雨による被害が深刻化している上に、

さらに追い打ちをかけるように雨が降っているようなので、

一刻も早く天気が回復し、復旧作業が進むことを願うばかりです。

鹿屋も稲刈りをする風景があちこちで見られていましたので、

この悪天候で農家さんは悩まされているのではないでしょうか。

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今月の頭に鹿屋市野里町で撮影した田園風景です。

この時は天気が安定していて秋晴れが続いていました。

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この辺りの風景はとても癒されます。

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収穫を待つ稲。

今年は大きな台風が来なかったので、

それほど被害は出ていなさそうですが、

猛暑だったため、質的には何かしらの影響が出ているのでしょうか。

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刈り取るのはほとんどが機械だと思いますが、

それでも重労働のはず。

ご高齢の農家さんがこの作業をされているかと思うと、

頭が下がります。

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見渡す田園の中に、このような石像をいくつか目にします。

「田の神(たのかんさぁ)」と呼ばれるもので、

全国的に見ると田の神は決まった具体的な形をなしていないことが多く、

九州南部の薩摩、大隅、日向(宮崎県都城市周辺)の一部で

こうした石像として祀る風習があるそうです。

この像で高さ70cm、幅33cm(石像横の説明文より)。

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杓子やすりこぎをもつなど、石像によって個性があります。

七福神の恵比寿さまを思わせるような愛らしいお姿。

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作られてからどれくらいの年月が経っているのでしょうか?

「鹿屋市野里の田の神」は、県指定有形民俗文化財(昭和43年指定)とされています。

これからも長きに渡り、五穀豊穣を見守って頂きたいと願うばかりです。

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秋桜(コスモス)があちこちで咲き誇っていて、

こちらも秋らしい風景です。

もうすぐ10月も終わり、年末ですね。

夏は猛暑でしたが、今年の冬はどうなることやら。

それよりも、夫婦共々花粉症の我が家では、

来年春の花粉が例年の5倍と聞き、

すでにテンションな今日この頃です