井出商店&鶴小


先日、先輩から頂いたお歳暮。

まずひとつめはラーメンフリークの先輩から。

包みを開けてみると…。

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新横浜ラーメン博物館のロゴ

ラーメン好きとしてはこの時点ですでに期待大

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「井出商店」さんのラーメン4食とチャーシュー・メンマ付き、

さらにロゴ入りどんぶり×2のセット

井出商店さんは和歌山ラーメンの代名詞ともいえるのではないでしょうか。

和歌山ラーメンは澄んだ醤油スープの「車庫前系」と、

煮出した豚骨醤油の「井出系」があり、

「井出系」のルーツが井出商店さん。

和歌山県和歌山市に本店がありますが、

新横浜ラーメン博物館にも出店されています。

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ゆか先生お得意の味付き煮たまごをトッピング

濃い甘の醤油豚骨スープがクセになります。

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麺は中細のストレート、チャーシューは柔らかく味滲み滲み、

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ごく厚メンマは歯ごたえサクサク、煮たまごもいい感じ

ゆか先生グッジョブです

さすがに和歌山の本店に行けることはないでしょうが、

これでも十分美味しいです

鹿屋は薄味豚骨ラーメンのお店ばかりなので、

濃い味豚骨のお店ができてくれないかなぁと思います。

M先生、いつもありがとうございます

この井出商店さんのラーメンをお昼に食べたその日の夜は、

沖縄で大変お世話になった先生が送って下さった…。

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「そば家 鶴小(ちるぐゎー)」さんの沖縄そば

鶴小さんは行ったことがなかったのですが、

那覇市壺川、北谷町北谷、沖縄市美里と3店舗あるようです。

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麺、スープのパックとラフテー、かまぼこがそれぞれパウチされた物と、

紅ショウガ、こーれぐーすー(島唐辛子を泡盛に漬けこんだ辛み調味料)が5食セット。

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沖縄そばは、明治時代に中国人が木灰に小麦粉を混ぜて麺を打ち、

汁と共に食べていたのが始まりなのだとか。

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ほとんどの沖縄そばのお店の麺は同じ太さでした。

うどんの様に喉越しを楽しむものではなく、

そばの様に風味を味わうものでもない。

初めて食べた時は不思議な食感だと思った記憶のある麺です。

ちなみに、中国語では、”麺”は小麦粉から作られたもののみを指すそうです。

(そのかわりに肉まんや餃子も”麺”)

麺に混ぜる木灰も、こだわりのお店はガジュマルの物しか使わないらしいのですが、

そばを作るために木を切り倒すわけではなく、

台風の被害にあったりするなどで止むなく切ることになった木を使っているため、

希少価値が高いのだとか。

スープは豚骨とかつお節から取られたスッキリ味。

確か沖縄県は、かつお節の年間消費量が日本一。

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皮付きの豚肉、ラフテーとかまぼこ。

沖縄のスーパーに行くと、皮付きの豚肉ブロックが売られています。

豚肉の生産・消費量が比較的高いはずの鹿児島でも、

皮付きの豚肉が売られているお店はまず見かけません。

抵抗感がある方も多いかと思いますが、

この皮がゼラチン質で美味しい

ちょうど1年前の昨年大みそか。

ゆか先生と年越しそばを作ろうかと材料を買いにスーパーへ行ったところ、

 ; 「なにこれ

沖縄そばで使われる麺が所狭しと並べられ、

そば粉で作られたそばはほんのわずか。

割合にして、沖縄そば:そば=9:1。

我々にしてみれば珍百景でしたが

「郷に入れば郷に従え」で、

昨年の年越しそばは沖縄そばでした。

M先生、お心遣いありがとうございました

皆様は今頃自宅で年越しそばの準備中でしょうか?

それとも優雅に海外正月

皆様にとって来年が良い年となりますよう、

心よりお祈り致します。

今年の4月に開業しました当院も、

何とか年越しを迎えられそうです。

また来年も宜しくお願い申し上げます。