祝砲


前回の阿修羅展からの続きです。

阿修羅展が開催されている九州国立博物館を後にし、

せっかくだからと、車で10分くらいの太宰府天満宮へ。

同行していた伯母は初めて来たとのこと。

私とゆか先生は、こちらによくコメントをくれる、

ゆか先生の親友、キッコさんと3人で2月に訪れたばかり。

この時は、ゆか先生とキッコさんが大×10好き(多分まだ足りない)な、

ミスチルのライブを見に福岡へ。

二人がどれくらい夢中かというと…。

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これくらい(しゃがんで同じ態勢で携帯写メしている左下の2名)…。

こうして見ると、座りながらイヤミのシェーにも見える…。

(キッコさん、写真の無断使用、御勘弁下さい。)

2人がライブで盛り上がっていたころは、

私はホテルでゴロゴロしておりました…。

この翌日に太宰府天満宮に行ったのですが、

案内をしてくれる無料ガイドさんを予約していたところ、

ボランティアと思われる小父さん方が数名いて、

私たちについてくれたガイドさんは…。

後から来た人たちがどんどん先に歩いて行ってしまうのに、

我々は寒空の下、動かずに延々と30分以上歴史的講釈

話を聞きたい気持ちはあるのですが、

さすがに極寒の30分はキツかった

その時にに比べれば、今回は真夏日

参道に至っては…。

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この通り、天満宮から帰る人、向かう人とも、

みんなが右側の日陰ができているところを歩くため、

左側はガラガラ

これは集客率にもモロ響くでしょう。

太宰府天満宮といえば…。

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次々に焼かれるアツアツの…。

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梅ヶ枝餅

私、自分で食べるまで、

梅ヶ枝餅には梅が入っているものと思っておりました

梅ヶ枝餅の名前の由来は、

太宰府へ左遷され、気落ちした菅原道真を元気づけるために、

安楽寺前で餅売りをしていた老婆が餅を献上したところ、

これが道真の好物に。

道真の死後、老婆が墓前に、

餅に梅の枝を添えてお供えしたところから。だそうです。

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なぜか、この”かさの家”さんのところだけ行列。

そして、たくさんあるお店の中での判断材料がないため、

我々もこの行列に並ぶ

でも、2月に来た時も確かこのお店には行列だったような…。

「手焼き」と呼ばれる、昔のタイ焼き器のような鉄板の道具を使い、

タネとなる「だご」を焼く方法のお店が多いなか、

ここは機械で梅ヶ枝餅を焼いているところが見られるお店だからかも。

クリスピークリーミードーナツと同じく、

アミューズメント的要素にみな弱い

で、アツアツの梅ヶ枝餅をハフハフしながら歩いて行き、

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橋を渡って、

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拝殿でお参り。

お参りの後は、拝殿の右奥へと進んでいき…。

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一番奥にある、お石茶屋へ。

かなり古くからのお店らしく、犬養毅元総理(第29代)、佐藤栄作元総理(第61-63代)、

麻生総理の御祖父(確か…)も贔屓にしていたところとか。

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私はきつねうどん。ゆか先生は、お石ざるうどん(梅干しをつゆに溶いて食す)。

うどんのお味は…。うーんでした。

最近は鹿屋でも讃岐うどんを食べられるようになり、

コシのあるうどんを知ってしまうと、ちょっと残念。

おつゆは美味しかったです。

2月に頂いた、梅ヶ枝餅セット(餅とお茶)は美味しかったです。

太宰府天満宮を後にし、帰り道の参道で、

行きに気が付いて気になっていた…

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ブルーシールアイスクリーム

沖縄では住んでいた場所の近くに大きなお店があったので、

よく歩いて行っていました。

テナントではなく店舗だと、ソフトクリームとディップのコンビとか、

バリエーションがすごく豊富で、毎回悩む幸せが味わえます

久しぶりということもあり、自分のお気に入りで行くか悩んだのですが、

今回は…。

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太宰府限定、梅味

甘酸っぱく、優しいお味でした。

でも、これはブルーシールとは無関係のディップだったらしい

さぁ、気合いを入れて九州自動車道を南下して、

鹿児島に戻ります。

帰りも順調に走り、走行時間は4時間くらいでした。

帰りは高速道路を降りた後、桜島の近くを通ったので、

伯母の提案で、足湯が楽しめる、

道の駅たるみず 湯っ足り館で、ゆったり足湯

しかも無料

( 鹿児島県垂水市牛根麓1038-1、0994-34-2237)

http://www2.synapse.ne.jp/asiyuttarism/

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夕方のマジックアワーで足湯しながら桜島

ほっと一息でした。

でもここ、日中は直射日光で暑いだろうなぁ。

桜島を見るたびにゆか先生、

桜島山頂の煙を指差し、

 ; 「あれは噴煙?」

 ; 「いやいや、水蒸気。噴煙はあんなもんじゃないから。」

という会話を繰り返していたのですが、

足湯を始めて10分後くらいに、

ドズゥーーーン(くぐもった音と、大気の振動を感じる)…。

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まるで、「こいが噴火じゃっど(これが噴火だぜ)」と、

ゆか先生にアピールするような、ナイスタイミングの一撃

灰色の噴煙がモクモクと立ち上ってきます。

 ; 「おぉぉーーーこれこれ

ゆか先生も納得の祝砲でした。

鹿屋に住んでいると桜島は直では見えないので、

噴火のジャストタイミングに出くわすのは珍しいです。

そして、この噴煙の火山灰は重力に逆らうことなく、

地上へ降ってきます

風向きの影響で、夏は薩摩半島へ、冬は大隅半島へ降灰。

ゆか先生、ようこそ本州最南端、鹿児島へ

ここで、根を張って、踏ん張って、気張っていっがね