みうちゃんの春休み その3(佐多岬編)


さて、みうちゃんの春休み、最終の佐多岬編です。

佐多岬は、大隅半島の南端に位置します。

つまり、本州の最南端。

南九州の景勝地に設けられた、霧島屋久国立公園に含まれています。

本州最南端というと、ここを目指して訪れる観光客がいそうな感じですが、

実際はそうでもなく・・・。

鹿児島県民でもここに来たことがある方は少ないのではないでしょうか?

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駐車場には立派なカジュマルの木。

沖縄では、大きなガジュマルの木には、

キジムナーという精霊がいるといわれています。

その話を聞いたためか、大きなガジュマルを見る度に、

神秘的なものを感じます。

ちなみに、日本で一番大きなガジュマルの木は、

鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭にあるそうです。

てっきり沖縄県にあるかと思っていました。

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車を降りて、しばらくハイキングコースのような道をあるくのですが・・・。

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ソテツ、ハマユウ、ビロウなどの亜熱帯植物が自生する、

アップダウンのあるコース。

大人でも息が上がるほどですが、

みうちゃんは良く頑張って歩いていました。

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コース途中に、神社があります。

亜熱帯植物と鳥居の不思議なコラボ。

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鳥居を潜り、こんな変わった形をしたソテツも潜り・・・。

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御崎神社でお参り。

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さらに小道を進み、

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あの展望台を目指します。

しかし、展望台に着いてから驚愕することを、

我々はこの時露知らず・・・。

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途中で休憩をし、

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絶景をバックに記念撮影。

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こんな看板がありました。

最西端の長崎県小佐々町は知りませんでした・・・。

そんなこんなで、景色を楽しみながら展望台に到着。

螺旋階段を登って展望所に行くのですが、

先に登ったゆか先生が、

突然大声で、「ちょっと大変な事になってるよ

「何なに」といいながら、

階段を登り切って展望所へ出てみると・・・。

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開放的ー

いやいや、これはちょっと予想外

台風などの影響で窓枠が破壊されたのでしょうか?

手前に囲いがあるものの、

この状態で入場禁止にせず、

よく開放しているものだと感心(?)してしまいました

雨風が強い日にはどんなことになるのやら・・・。

そんな日にここまで来る人はいないと思いますが・・・。

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ちょっと、みうちゃんいませんけど

危ないから目を離しちゃマズイでしょ

そりゃ確かに眺めはいいけど・・・。

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本州最南端の景色です。

佐多岬灯台が見えています。

ここからでも海の綺麗さが分ります。

駐車場から展望台までの途中、

以前はレストランや売店があったことを窺わせる施設があるのですが、

現在は無人で荒廃が進んでいます。

駐車場からこの展望台までのコースもバリアフリーではないので、

来訪者が少ないのも仕方がないのでしょうか。

でも、本州最南端に来た

という達成感はあります

鹿屋から佐多までの海岸線の道は眺めが良く、

ほとんど信号もない一本道なので、

車でのドライブやバイクでのツーリングに最適だと思います。

さて、神川大滝、佐多岬とハイキングコーズを歩いて回り、

その帰り道、案の定、運転手以外はお疲れお休みモードでしたが

無事に帰宅しました

帰宅してから、みうちゃんのもうひとつのチャレンジは・・・。

春休み3 

リンと仲良くなること

子供さん達は大型犬を怖がって近付かないことがほとんどですが、

みうちゃん、緊張しながらもリンを撫でていました。

すごいぞみうちゃん

でも、みうちゃんの緊張がリンに伝わっているのが分ります

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翌日、鹿児島空港から神奈川へ戻った母とみうちゃん。

みうちゃん、今度は一人で飛行機に乗って来れるかな

その時は、みうちゃんもリンも一回り大きくなっているかもね

以上、みうちゃんの春休みでした。